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カレン(ノー・ガンズ・ライフ)

  • 執筆者の写真: マイオナ管理人
    マイオナ管理人
  • 2020年8月10日
  • 読了時間: 7分

更新日:2021年3月22日


出典:アニメ「ノー・ガンズ・ライフ」OPより

(制作・NGL PROJECT )


マイナー度 星1 ☆★★★★

01キャラクター名 

 カレン

02登場作品・作者

漫画・ノー・ガンズ・ライフ

作者・カラスマタスク


アニメ・ノー・ガンズ・ライフ

制作・NGL PROJECT



03登場シーン

漫画・1話、2話

アニメ・1話・2話

04外見・特徴

・桃色のショートカット。
・ソバカス。
・拡張手術を受けているため、左右の目の色が違う。
・登場時の格好はこの世界の修道女姿。全身ローブに包まれており、フードの影になって顔の一部しか見えない。
・ローブの中は前面全開のラバースーツ。胸と小さめのテカったブラ(水着?)が丸見え。下半身の丈はショートでその下からサイハイブーツにつながる紐がある。これが仕事服らしい。
・太いベルトを着用しており、そこにシリンダーと銃口が2つついた特徴的なリボルバーを装備。
・この作品に登場する人物は珍しくないが、うなじに補助脳がついている。拡張者はこの補助脳を通して改造された体を動かしているので、損傷を受けるともれなく動けなくなる。
・なお、初登場時は名前が不明なため「シスター」とだけ呼ばれており、漫画のみを追っていると彼女の名前がわかるのはだいぶ後になる。(アニメではセリフが追加され、シスターカレンと呼ばれている。本当はシスターではないのだが)
・生意気小娘みたいな口調でやたら主人公を挑発するが、要所要所に弱気な反応を見せる。「弱い犬ほどよく吠える」の典型的な性格なのかもしれない。
・彼女の姉がこの後強敵として登場する。そちらはかなりキャラ付けされクローズアップされる。

05概要

作品について

 「ノー・ガンズ・ライフ」はカラスマタスクによる漫画作品。2020年8月現在、ウルトラジャンプにて連載中、既刊10巻。アニメ2期まで制作されている。
 とある大戦ののち発展した大企業「ベリューレン社」に身体に改造を施した「拡張者」。その影が落ちるスラム街を中心に繰り広がられるSFハードボイルド作品である。

初遭遇

 「シスター・カレン」は主人公「乾十三」が最初に戦うベリューレン社の刺客である。物語冒頭、処理屋を営む十三の事務所に少年を抱えた身体拡張者が飛び込んでくる。この少年は大企業ベリューレン社の最新技術により改造されており、そこから逃げてきたという。十三はこの少年を匿うよう依頼された。追手はすでに迫っており、事務所にいられないと判断した十三は少年を抱え逃げる。その先にカレンは現れた。
 カレンの姿自体は更にその前から描写されている。拡張者が暴走した事件(先の少年が脱走した事件)の現場に入っていくローブを羽織った修道女姿のカレンが意味深に描写されている。

初登場時はこの世界おける修道女姿。顔しか見えないがこの時点でそばかす美人なのはわかる。前後述の通り、本当はシスターではない。名前もわかっていない。

出典「ノー・ガンズ・ライフ」(カラスマタスク)

ヤングジャンプ・コミックス ウルトラ 第1巻より


 十三の前に姿を表した修道女姿のカレン。自分は孤児院に務めており、もともとそこにいた少年を連れて帰るために来た、と十三にウソの説明する。だが、少年の足は逃げられないよう筋を切られており、十三の異様な姿に身動ぎしないカレンは怪しいと看破される。過剰な改造をしてる十三の姿はこの世界でもかなり異様な存在である。
 おとなしく少年を引き渡さない十三に、カレンは実力行使することを決め、ローブを脱ぐ。その中身は前面全開のラバースーツ。シリンダーと銃口が2つあるリボルバーと拡張された目による射撃で、十三を追い詰める。そして、物陰に隠れた十三を挑発するのだが、それが十三の逆鱗に触れ、結構たじろぐ。(かわいい)
 すると、彼女の背後から先程少年を連れてきた拡張者が登場。カレンは羽交い締めにされるが、彼女は即座に天井に発砲。跳弾した弾をぶつけ逃れると、その拡張者の頭部を撃ち抜いた。
 拡張者を助けに入った十三は身動きが取れなくなり、致し方なく少年を引き渡して拡張者とともに地下水路へ落ちていった。カレンは少年を回収、後ろ襟を掴んで雑に引きずって持って帰った。

修道女姿の中身は露出が激しい。素材も蒸れそうだ。漫画では数コマでぱっと脱ぐが、アニメでは一枚一枚脱ぎ、おっぱいも揺れる。

出典「ノー・ガンズ・ライフ」(カラスマタスク)

ヤングジャンプ・コミックス ウルトラ 第1巻より


そして第二回戦

 少年の回収に成功したカレンは、そのまま自社の列車で移動する。このまま施設に連れ帰るつもりであったが、十三のパンチで列車を止められる。中にいたカレンも当然コケた。
 少年を拘束した車両にいるカレンのもとに、部下を次々なぎ倒しながら十三が近づいてくる。本部に応援を呼ぶか確認する部下に「そんな恥晒しな真似できない」と叱咤するカレンなのだが、その間揺れる車両内でしっかりと手すりに捕まっており、若干へっぴり腰である。
 そして、ついに車両のドアが破られ、彼女は追い詰められる。現れた十三にお得意の銃で「対拡張者の特殊弾」を放つのだが、これが全く通用しない。カレンはたじろぎ、手を震わせた。そんな弱気を見せたカレンを意に介さず、十三は大声で拘束された少年を叱咤する。その時、カレンは自分に言われたわけじゃないのに「ビクッ」と身動ぎしてしまう可愛らしさを見せた。

ビクッとするカレンだが、これは後ろの少年へのセリフである。

出典「ノー・ガンズ・ライフ」(カラスマタスク)

ヤングジャンプ・コミックス ウルトラ 第1巻より


 近づいてきた十三に先程の特殊弾を再び放つカレン。「この至近距離なら」と言い放つその顔は冷や汗をかき、眉をしかめた怯えた表情であった。うなじにある補助脳に手刀を受け気絶したカレン。十三に少年を取り返されてしまった。


「カレン」という名前

 さて、これまで単行本第一巻に収録されている彼女の活躍を追ってきたのだが、なんとその登場する一巻には彼女の名前は一切出てこない。十三が事務所を構える建物の大家、数コマしか出てこないクリスティーナの名前は出てくるくせに彼女は「ジャジャ馬シスター」とか「追手」と呼ばれるばかりでカレンという名前は出てこない。しかも、彼女は修道服を着ていたもののベリューレン社の人間であり、正確にはシスターですら無い。つまり名無しの中ボスである。
 今でこそ公式サイトやアニメの追加セリフで「カレン」であるとわかるのだが、最初期はそんな名無しのエロい格好したシスター(シスターじゃない)であった。

総評 ~マイナーからメジャーへ。しかし。~

 説明してきた通り、当初こそ無名の幹部Aでしかなかったが、物語が進むにつれ名前や他人物との関係性が出てきた。もともとキャラクターとしてのポテンシャルはあったので、漫画が売れ、アニメが放映された今はもうメジャーキャラだろう。これはこのサイトの弱点なのだが、どんなマイナーキャラもメジャーになる可能性は残っている。連載中の作品であればなおさらだ。
 だが、当サイトのようにカレンにのみ注目して「ノー・ガンズ・ライフ」を見る人は少ないだろう・大抵の認識は「ペッパーの妹」とか「一話のエロい姉ちゃん」とかではないだろうか。気づいて欲しい、彼女は大声にビクついちゃう可愛い子犬なのだ。クローズアップしてみることでしかわからぬ魅力もある。

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06マイナー度


星1 ☆★★★★

 ウルトラジャンプの看板作品でありアニメ化二期まで制作されている「ノー・ガンズ・ライフ」の最初の敵であり、アニメ一話でも話題を集めた当キャラクター。メジャー作品の悪役トップバッターであるため文句なしのマイナー度・星1である。それでも当サイトで扱ったのには2つの理由がある。
 1つ目は、もとはマイナーキャラであったことである。どんな漫画も連載当初は無名なものであるが、見た目こそインパクトあるものの彼女は「名前が公表されていなかった」キャラクターである。また、後々ペッパーという彼女の姉が登場することとなるのだが、カレン自身は現状再登場してない。そして、このペッパーの存在がまたカレンをマイナーキャラとして紹介した理由である。
 2つ目が彼女の姉ペッパーのキャラが立ちすぎていることである。ペッパーは主人公である十三と同じ拡張手術をうけた「セブン」の所有者であり、十三の強敵として登場する。1エピソードの根幹となるキャラクターであり、風貌もカレンよりかなり目立っている。正直カレンの姉という設定が必要ないくらい個人でキャラ立ちしている。また、アニメ公式サイトにペッパーのページ(http://nogunslife.com/character/)はあるが、カレンのページはない‥‥。数コマしか出てこないクリスティーナのページもあるのに‥‥。


姉のペッパーは漫画やブルーレイの表紙にもなっている‥‥


参考

・アニメ「ノー・ガンズ・ライフ」(制作・NGL PROJECT )一期

・マンガ「ノー・ガンズ・ライフ」(カラスマタスク) 既刊十巻

・ノー・ガンズ・ライフ|ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典 日本語版|最終更新 2020年8月20日 (木) 16:43:https://ja.wikipedia.org


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