top of page

真里亞(マリア) (瘴気のガスマスカレイド)

  • 執筆者の写真: マイオナ管理人
    マイオナ管理人
  • 2020年9月26日
  • 読了時間: 8分


出典:漫画「瘴気のガスマスカレイド」

(作・田中克樹、水城水城)

ゼノンコミックス 第一巻より


マイナー度 星4 ☆☆☆☆★

01キャラクター名 

真里亞(マリア)

02登場作品・作者

 漫画・瘴気のガスマスカレイド

 作者・田中克樹、水城水城

03登場シーン

 漫画・ほぼ全編に渡り

(受付嬢としては2巻、魔人形態は3巻が主な登場)


04外見・特徴

人間状態

・ウェイブがかった髪型。赤いリボンでポニーテールのように結っている。色はてっぺんが水色で、毛先に向かうにつれパープルになる。
・肩出し、谷間出し、へそ出しとかなり露出度が高い。
・顔と同じくらいのサイズがあるおっぱい。ハート型のタトゥー(?)がある。
・初登場時は悪魔の羽がついたミニハット。十字架のチョーカー。前紐のチューブトップブラにミニスカート。リストバンド。白のニーハイソックス。
・その次は羽が無くなったミニハット。襟型のチョーカー。上下は同じ。
・最後の登場ではミニハットがなくなり大きなリボン。シンプルなチョーカー。チューブトップからチョーカーに紐がつながっており、ショートパンツになっている。さらに脚もニーハイブーツになる。
・上記のように登場のたびに微妙に服装が変わる。(そしてコマによってブレがある。)
・普段はギルドの受付嬢をしているが、瘴気とよばれるガスを吸うことで魔神に変化する。

魔人状態

・髪は白くなり、カールがややストレート気味になっている。また動物のような耳が生えている。
・肌は褐色化。背中からは羽、お尻からは二股に別れたしっぽが生える。また、詰めや牙も伸びる。
・丸い印象の童顔だった人間体に比べ、尖った大人らしい顔立ちに変化。
・人間形態ではお腹周りは細かったが、魔神状態では若干ムチムチになっている。
・武器は大鎌。
・魔法を使うとき、魔紋という魔法陣のようなアザが全身に浮かぶ。
・何かと高笑いし、何かとあえぐ。
・死に方がグロい。
・打ち切りと思われるため、実質ラスボス。

05概要

作品について

 『瘴気のガスマスカレイド』は漫画・田中克樹、原作・水城水城によって書かれた漫画作品。月刊コミックゼノンにて連載された。最終巻の後書きによると、漫画を手掛ける田中克樹が代表を務める「株式会社CROSTA」の制作陣が創り上げた、漫画としては変わった作成形式で書かれたらしい。以下あらすじ。
 「瘴気」と呼ばれる毒ガスによって世界が満たされた世界。その毒を吸えば人の体が朽ちるうえに、外には魔獣までも存在している。そんな世界で人々は、結界によって守られた限られた地域で過ごしていた。瘴気は毒ガスでもあり、同時に万能のエネルギー源ともなる。そのエネルギーを人々は生活に利用し、更には武器にもした。「戦闘魔術師(ウィザード)」と呼ばれるハンターたちは、その武器を使用して魔獣と戦うことを生業にしていた。

受付嬢としての登場

 真里亞の登場は本編第一話のプロローグ終了後。戦闘魔術師となった主人公がギルド聞きたところ、その受付嬢として登場する。活躍は短く、ギルドについての長い説明セリフを言い、新人の主人公に回す仕事は無いとセリフを言う。以上。実に3ページのみの登場なのだが、セリフ枠の上に来るほどのおっぱいの圧力と、圧倒的な露出度を誇るデザインからかなり強い印象がのこる。この時点から彼女は悪役にするつもりだったかもしれない。

 その後、物語は進み再登場。受付嬢なので当然ギルドのカウンターにいる。作中では前の登場から一週間ほど経過している模様で、服装もマイナーチェンジしている。大きい変化でもなくちょっとだけ変わるというのが面白いところ。やっていることは当然ながら受付嬢としての仕事で、主人公が所属するチーム、および主人公の受付をした。その登場も約3ページである。
 同シーンの回想として、第6話の冒頭に登場。初の全身が見られる。それまではカウンター越しで上半身しか映っていなかった。そして、このシーンは単行本ではモノクロだが、本誌掲載時にはカラーだった模様。なんと受付嬢が全身カラーで描かれるという珍しい演出。まぁ、この後的として出てくるからモブじゃないという伏線なんですけどね‥‥。
 さて、このカラーシーンなのだが、胸の部分に注目すると、なにかピンク色がある。なんとこの服、フリルのような折込ではなく、帯状になっていた模様。破廉恥過ぎませんか。

↑単行本ではモノクロだが、作者Twitterの宣伝で先頭カラーの絵が確認できる。

「田中 克樹☆YOSHIKI@manga」のTwitterより埋め込み(2017/5/22 1:39)



↑ なお、0801(おっぱいの日)の同じイラストでは乳首部分は修正している。

「田中 克樹☆YOSHIKI@manga」のTwitterより埋め込み(2017/8/1 10:20)



魔人へと変化

 最後の登場は主人公らのチームとライバルのチームがクエストをこなした直後。ライバルチームのメンバーを魔獣に襲わせて人質にとり、大鎌を持って登場した。その服装はまた変化していて、目立つところではスカートからショートパンツになっている。顔立ちにも変化があり、童顔らしかったのが大人びた目つきになっている。
 人間が吸うと体がくちてしまう瘴気の中で、ガスマスク無しで活動できる真里亞。なぜかと思ったのも束の間、加えて深呼吸し瘴気を吸い始める。すると真里亞の牙や爪が伸び、羽やしっぽが生えてきて、怪物のようなアヘ顔で変身をする。彼女は瘴気を自分の中でエネルギーに変えられる特別な人間、魔人であった。
 これまで真里亞は傷をつけた生物を操る能力を持っており、受付嬢として戦闘魔術師をおびき寄せエサにしていた。更には街を囲う結界を破壊し、正気を多くの人間に触れさせることで魔人の仲間を増やしていたのだ。

出典:漫画「瘴気のガスマスカレイド」

(作・田中克樹、水城水城)

ゼノンコミックス 第三巻より

 変身した真里亞は圧倒的な強さで、チームすべてを蹂躙する。ムチムチの体を使い、時にはなぜかテレポーテーションしながら戦うのだが、表情が怪物的なのでちょっと抜けない‥‥。
 主人公に致命傷を与え、戦闘魔術師らを壊滅に追いやった真里亞。しかし、ここで主人公が覚醒。主人公もまた瘴気をエネルギーに変えられる魔人であった。同胞を見つけたと感じた真里亞は汗や唾液を溢れさせ、腰をくねり絶頂したかのように歓喜する。

 覚醒と同時に暴走した主人公は真里亞に襲いかかる。「お仕置き」として真里亞も対抗するのだが、主人公の吐いた黒い炎によって体内の魔力を燃やされていまい、エネルギーが消されてしまう。どうやらそれは魔力を燃やす炎らしく、魔人とは相性が最悪であろう。地面に何度も叩きつけられ再生も間に合わず、あっさりと魔人化を解かれてしまった真里亞は「ごめん、赦して♡」と命乞いするも踏みつけられて死亡した。


総評 ~よくある変身前がかわいいタイプ~

 受付嬢としての活躍は短く、内容もほぼ説明ゼリフ。それでも可愛かったので十分だ。当サイトの方針的にも、正直ここまでで良かった気がする。
 変身してからは、語尾に「~♡」とつけたり、アヘ顔したり、くねったり、やらしい言葉づかいをしたり、ヨダレ垂らしてイッたように見せたり。何かと見た目通りのエロ系で攻めたのだが、いちいち変顔するのでなんとも言えない。正直、嬉しくない。管理人以外にも人外美女が怪物に変身するとげんなりする人は居ると思うのだが、この娘もそんな感じだ。「美女と思わせて実は怪物」よくあるシチュエーションなのだが、その美女の状態が好きになってしまったマイナーファインはいつも悲しい気持ちになる。そんなキャラクターの一人であった。

 なお、「女ザコ・敵女・悪女情報wiki」の該当キャラのコメント欄を見ると魔人形態が性癖どストライクな人もいる模様。やはり需要があってやっているのだろう。性癖はわからないものだ。

<広告スペース>


06マイナー度


星4 ☆☆☆☆★


 『瘴気のガスマスカレイド』の作品自体は、検索すれば多くのマンガアプリ配信されていることがわかる。連載中にも表紙やカラーを飾り、PV動画が作られたりとプッシュされ、広告自体はされていたように見受けられる。更に各サイトにて一桁ながらも評価・レビューが有り、読まれてはいるようだ。

↑ 「瘴気のガスマスカレイド」の検索結果。「評価がある」ということは中々大きい。マイナー漫画だと評価数0は当たり前なのだから。


 さて、まず当初連載されていた「月刊コミックゼノン」について。月刊コミックゼノンは2010年に創刊された比較的新しい漫画雑誌である。マイナー雑誌の例に漏れず発行部数は不明。ただ、グーグルのサジェストで「コミックゼノン どこに売っている」なんて出てくるので、相当マイナーなようだ‥‥。公式Twitterのフォロワーも6300人程度(2020/09/26確認時)。正直に言って少ない。プッシュしていたが、これ購読者しか見てないのでは‥‥。

↑ 月刊コミックゼノンの発行部数を調べようとしたら、他の人は「どこに売っている」と検索しているらしい‥‥。マイナー誌ではよくあること。


 その一方、先述の通り作品自体は連載終了後も多くのアプリで配信されており、無料で読めるキャンペーンの効果もあり全く情報が出てこないレベルではない。しかし、アプリ漫画など飽和している今の時代、それがどれだけなのかはコメントしづらい。評価も微妙なので、これから伸びるかといえば‥‥うん。
 真里亞が目立つのは全三巻のうち、二巻の終盤。一巻の時点で切られてしまった場合、真里亞の存在感はあまり大きくはないかもしれない。
 とまぁ、諸々の事情を含めた結果、マイナー度は☆4とした。





参考

・田中克樹、水城水城『瘴気のガスマスカレイド』(ゼノンコミックス) 全三巻

・田中克樹|ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典 日本語版|最終更新 2019年7月10日 (水) 06:04 :https://ja.wikipedia.org

・月刊コミックゼノン|ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典 日本語版|最終更新 2020年6月13日 (土) 10:46 :https://ja.wikipedia.org

・Twitter「COMIC ZENON&ゼノン編集部」 : https://twitter.com/zenon_official

・Twitter「田中 克樹☆YOSHIKI@manga」 : https://twitter.com/yo_shi_ki

・女ザコ・敵女・悪女情報wiki「真里亞/マリア(瘴気のガスマスカレイド)」 : https://seesaawiki.jp/villainess/d/%bf%bf%ce%a4%d0%b3%a1%bf%a5%de%a5%ea%a5%a2%a1%ca%e1%ef%b5%a4%a4%ce%a5%ac%a5%b9%a5%de%a5%b9%a5%ab%a5%ec%a5%a4%a5%c9%a1%cb#footnote6


Comments


Wix.comを使って作成されました

bottom of page