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高津あおば(C0DE:BREAKER)

  • 執筆者の写真: マイオナ管理人
    マイオナ管理人
  • 2020年8月20日
  • 読了時間: 11分

更新日:2020年8月30日


名有りのモブキャラ「あおば」がおっぱいキャラが決まった瞬間。おっぱい強調させながらおっぱい型チョコをバレンタインデーにわたす小悪魔だ。

出典:「C0DE:BREAKER」 作・上条明峰

講談社コミックスマガジン 第四巻より


マイナー度 星3 ☆☆☆★★

01キャラクター名 

 高津あおば

02登場作品・作者

 漫画・C0DE:BREAKER

 作者・上条明峰


 アニメ・C0DE:BREAKER

 制作・CODE:BREAKER製作委員会



03登場シーン

 漫画全編に渡って。

04外見・特徴


 ・金髪のツーサイドアップ。小柄でおっぱいが大きい。
 ・持ちネタはおっぱい。連載初期から終盤までブレブレのキャラだったが、おっぱいキャラという一点だけはブレなかった。
 ・作中トップクラスのバストで「推定98cm」。元から大きく作画されていたが、おっぱいキャラが定着にするにしたがい更に膨らんだ。
 ・学生なので主な服装は制服。私服は胸を強調するデザイン。
 ・最初はヒロインのクラスメイトという名有りモブであったが、後々その正体が明かされる。(後付とか言わない。)
 ・異能。要するに超能力者で、しかも能力を二つ持っている。時間を戻す能力と、ツボを突く能力。
 ・得意なのは肉弾戦。異能は補助に使っている。
 ・戦闘中激しく動くのだが、おっぱいが揺れすぎて自分で胸をかばいながら戦う。時にはボタンが外れ胸元があらわになることも。
 ・巨乳キャラでよく肌を見せることになるのだが、ちゃんと恥じらいを持っている。


05概要

作品について

 「C0DE:BREAKER(コード:ブレイカー)」は上条明峰による漫画作品。週刊少年マガジンにて連載たされた。単行本全二十六巻。のちにアニメ化もされた。ちなみに「CODE」の「O(オー)」は「0(ゼロ)」で表記される。作者としては「O(オー)」でも間違いではないとのこと。

あらすじ

 「目には目を歯には歯を、悪には悪を」がモットーの主人公・大神零は法では裁けない悪人を人知れず処理することを仕事にする『コード:ブレイカー』の一人であった。ある日その現場を偶然目撃してしまったヒロイン・桜小路桜。悪人とはいえ殺すことはないと主張する彼女は『コード:ブレイカー』とその組織に首を突っ込むことになる。

 

登場

 「高津あおば」は「コード:ブレイカー」第一話より、ヒロイン・桜小路桜の同級生の一人として登場している。ただの名有りのモブキャラかと思いきや、第一話以降も主人公・ヒロインらの学園生活の描写で登場し続け、他のクラスメイト達とともに性格やキャラの位置づけがしっかりと決まっている。ストーリ序盤においては一般生徒らしく、主人公・ヒロインを気遣い・励まし、時には人質にされ助けられるポジションでいた。

おっぱい

 もともと胸が大きいキャラとして作画されていたが、単行本においてそれが特に描写されるのは第四巻に掲載されている番外編。これは少年マガジンにて一挙二話掲載されたときのものなので、マガジン本誌でも同じタイミングと思われる。内容は学校内のバレンタインデーと取り扱った話であり、エピソード内であおばは「ぽるんっと大きな胸を強調しながら、幼なじみにおっぱいチョコをあげる」シーンがある。おっぱいキャラが確定した瞬間である。思春期のクラスメイト、しかも幼なじみにバレンタインにおっぱいチョコを手渡すなど誘ってるとしか思えない。
 また、単行本第五巻、男子生徒が集まり暴露大会をしていたところ、先のおっぱいチョコを貰った幼なじみはその「推定98cmの胸」に毎晩うなされているという。この頃からはっきりとおっぱいキャラとして描写されるようになった。おっぱいチョコの効果であろうか‥‥。

おっぱいチョコの効果があったのか、毎晩推定98cmにうなされる(意味深)。

出典:「C0DE:BREAKER」 作・上条明峰

講談社コミックスマガジン 第五巻より



その正体

 物語中盤、主人公一行が学校へ行かなくなるので、クラスメイトのあおばは長いこと登場しなくなる。しかし、学校が戦場となるエピソードになると一転。巻き込まれたクラスメイトの一人として逃げたり危険な目にあったりとふたたび描写され始まる。

 そして、単行本十三巻。彼女はその正体を明らかにする。『学校内に主人公の敵対組織の異能がいて、実は初期から主人公らはずっと見張られていた』とまるで後付のようなことが語られており、その者は「コード:リベンジャー」と呼ばれていた。そして「コード:リベンジャー」の正体はこの高津あおば。彼女はその更に敵対組織に属する幼なじみに「コード:リベンジャー」であると看破され、その正体を明かした。少しややこしいが、この幼なじみはおっぱいチョコを貰った幼なじみとは別人物。高津あおば、おっぱいチョコの人、もう一人という三人組の幼なじみであり、そのもう一人もまた異能であった。


おっぱい、そしてふともも

 自分の正体がバレたと知ったあおばは、これまで見せたこともない殺伐とした表情を浮かべ主人公に襲いかかる。目にも留まらぬ速さで飛び跳ね、殴るわ蹴るわ。止めに入った幼なじみも容赦なくノックダウンする。さらには、主人公の異能である炎すら突っ切り殴りぬける。あおばもまた異能を持つものなのだが、ここまでその能力を発揮していない。単純な生身の強さである。

 とまぁ、こんな感じで暴れ放題するのだが、そんなことより注目したいのは「おっぱい」である。制服姿で大暴れしているあおばは、当然その間スカートは捲れまくり、紐パンツは丸見え、おっぱいも揺れまくる。あんまりにも揺れるので、自分で揺れるおっぱいを押さえながら攻撃する始末。倒れた主人公を「絞め技」で決めに入るのだが、それがまた三角絞めのような技。相手の片腕と胴体を太ももで締め上げるので、結果相手の頭部はおっぱいに埋もれる事となる。あおばは冷たい目をしている。次のコマには締められた主人公の頭部がパンツの方へ近づく。なんとも羨ましい技だ。
 主人公は戦闘不能となり、あおばは帰っていく。衝撃の登場とともに圧倒的な強さは見せたが、そんなことよりおっぱいとふとももであった。

超人的な動きを見せるあおばだが、あんまりにもおっぱいが揺れるので、押さえながら戦う。本人も恥ずかしいらしい。

出典:「C0DE:BREAKER」 作・上条明峰

講談社コミックスマガジン 第十三巻より


三角絞め(?)。顔が胸や下半身に埋められるなんとも羨ましい技を使う。ストーリー序盤からいたクラスメイトが敵幹部だったという衝撃よりこっちに目が行く。

出典:「C0DE:BREAKER」 作・上条明峰

講談社コミックスマガジン 第十三巻より



異能バトル

 一旦は去ったものの、主人公がかつて自分の住んでいた児童養護施設を襲撃した犯人だと思い込んでいるあおば。再び部下とともに襲撃を仕掛ける。その部下は全員女生徒ですぐに全裸にされ敗北したので、結局単身で戦うことになった。
 さて、前回同様やはり主人公に対して圧倒的な身体能力を見せるあおば。激しく動くため今度はブラウスのボタンが外れ、下着を丸出しにしてしまう。恥じらいはあるようで、すぐに胸を手で隠す。前回から何も反省がない。それどころか、ベストを脱いできたので余計悪化している。復讐に来ているはずだが、結局はおっぱいキャラなのだ。主人公の炎で服が焼かれるのでさらに肌を見せる。物語は結構シリアスな展開の中なのだが、彼女が読者サービスをするのでなんともシュールだ。
 いくら炎の攻撃を受けても服ごと元通りに戻すあおば。彼女の異能は条件を満たすことで時間を戻すことだった。その力で主人公を無力な幼少期に戻すと、物語の核心に触れる衝撃の事実が明らかになるのだが‥‥あおば、子供になった主人公から「おっぱい女」とあだ名を付けられる。異能バトルが始まっても結局おっぱいだ。

 さて、激しいバトルのさなか、ヒロイン・桜を傷つけてしまったあおばは錯乱する。さらには主人公も覚醒し、あおばは片腕を取られてしまう。それでも十分戦えるのだが、怪我した同級生の桜を気にかけ撤退することとなった。

主人公は幼少に戻ったことで物語では衝撃の事実が浮かび上がる中、あおばは炎によって焼かれた服と体を60秒前に戻す。主人公の謎と、恥じらいで胸をかばいながら戦うあおば。どっちを追えばよいのだ。

出典:「C0DE:BREAKER」 作・上条明峰

講談社コミックスマガジン 第十五巻より



ぶれ始めるキャラ

 腕を負傷したあおばはその後、描写はされるもののしばらくは戦線にでてこず、物語は進む。だいぶ進んで、主人公たちはあおばたちの組織幹部がいる本拠地の最深部にやってきた。その間にあったのは、「あおばは殺された一般人をゾンビの兵士にした」というクズ描写。ヒロインには無関係の一般人でいて欲しいといスタンスとともに、目的のためなら一般人はどうでもいいと、久々の登場でキャラがとっちらかり始めている。まぁ、この漫画にはおいてはダブル・スタンダードや急展開に急展開を重ね、後付設定だらけで性格がこんがらがることは珍しくはない。だいたい、正体を表した直後は偉そうで若干わらわ口調だったのが、すぐに無くなっている。

 さて、最深部まで来た主人公一行。ついに、あおばとの決着が突くかと思いきや急展開。異能が通用しない者たち「珍種」が登場する。バトル漫画なだけあって、ここまでただでさえかなりインフレしている中、更に一枚インフレが進む。珍種の登場によって今までインフレしていた異能たちが追い詰められる中、もともと肉弾戦が強いあおばは戦いを仕掛ける‥‥かと思いきやヒロイン・桜を助けるため画策して失敗。普通に戦ったほうがマシであったが、特にいいことなく珍種に破れた。服も破れてまたおっぱいした。


そしてガヤへ‥

 異能者たちに共通の敵ができたことによって、一時休戦。あおばは主人公らと一緒に暮らしはじめ、学校でも大暴れの一件が忘れられたのか普通に通学している。さて、確執はそのまま一応は主人公一派に加わるのだが、ここにいる人数があまりにも多い、多すぎる。それもそのはず。異能者たちで共通の敵に立ち向かうということは、それまで登場してきた異能者全員が味方なのだから、その数は膨大なことになる。終盤の二十巻では、単行本のはじめによくある登場人物紹介が四ページわたってある。普通は見開き二ページだろう。それほど人数が多い。

 あおばは忘れられず登場するし、そこそこ喋るのだが、キャラの数が数が数なので目立たない。主人公一行は大ゴマだが、彼女は小さく書かれるので更に目立たない。ここからあおばがする主な活躍は「大嫌いな主人公と大好きなヒロインがくっつくのを邪魔する」、「おっぱい大きすぎてプリントTシャツが伸びる」、「おっぱい大きすぎて体育際で徒競走するも揺れすぎて走れない」、「騎馬戦の土台」。
 その後、主人公が児童養護施設を襲撃した件の真相が明らかとなる話では流石にちょっと出てくるのだが、敵とバトルしているのが主人公なので、わだかまりが少し解け補助して勝利へ導く地味な役割であった。



総評 ~派手な登場と地味なフェードアウト~

 最終的にはガヤとなりどんどん目立たなくなったあおばなのだが、一応最後までちゃんといる。作者に忘れられていないし、最終話でもその後が描写される。作者にしっかりと愛されているキャラクターの一人だ。
 しかし、衝撃の正体判明からの圧倒的な強さを見せ、おっぱいを存分に活かしたバトル描写を見せたのは最初だけ。その後は目立たずゆっくりとフェードアウト。なんとも煮え切らない。

 だが、考えて欲しい。名有りのモブ時代にはおっぱいキャラ。正体を明かして圧倒的な戦力を見せてもおっぱいキャラ。異能バトル中もおっぱいキャラ。埋もれてガヤになってもおっぱいキャラ。連載初期から終わりまでおっぱいキャラだけは通したのだ。いやむしろ、おっぱいキャラだけで全二十六巻の連載に登場し続けた彼女。これはすごいことなのではないだろうか。(いやまぁ、主人公との確執とかシリアスな背景も持ってはいるのだが、それ以上に事実として「持ちネタおっぱい人」だけになっているのだ。)

アニメにおいて

 名ありのモブキャラ。一応おっぱいは大きい。しかし、アニメではエピソードとしては最初のおっぱい描写『「推定98cmの胸」に毎晩うなされている』の手前までのストーリーしか制作されていないため、目立った描写はおそらく無い。

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06マイナー度


星3 ☆☆☆★★

 散々おっぱいおっぱい書いてきたが、要するにこのキャラは少年向けのサービスするキャラの一人なのだろう。ものもとこの作者は定期的にお色気描写をする作家なので、そこからこういう位置づけになったのだと考えられる。さて、このキャラのマイナー度はいかほどのものか。
 「コード:ブレイカー」は基本イケメン男子が活躍する漫画なので主なファン層は女性だったと推定される。当時は夢小説がはやっていた時代なので、検索をかけてみるとやはり多数ヒットする。とはいえ少年マガジンで長期連載されたバトル漫画だ。男性読者も少なくはないだろう。女性ファン層が厚そうだから男性にはマイナーという理屈はここでは通用しない。むしろ積極的におっぱいしていたのでその描写で目立ってすらいただろう。問題はその後だ。
 概要に書いてきたようにこのキャラは物語中盤に大きく登場し、おっぱい描写をし目立ちまくった。だがその活躍範囲は漫画全体でいうと大きく見積もって単行本二巻程度。そこからどんどん目立たなくなり、相対的に超脇役になっていった。ガヤになって思い出したようにおっぱいを強調させるのだが、最終巻手前では登場人物紹介からすらいなくなる(単行本二十四巻から)。初期の名有りモブの時代から「クラスメイトたち」という小さな枠にいたにも関わらずだ。
 メジャー漫画のキャラクターで、全編に渡り登場し何度か目立ちはした。そのため当初マイナー度は1か2くらいかと考えていた。しかし、物語が進むにつれて、読み手にとって埋もれて目立たなくなるという相対的な記憶の残らなさからマイナー度は星3とした。

参考

・講談社コミックスマガジン「C0DE:BREAKER」(上条明峰) 全二十六巻

・CØDE:BREAKER|ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典 日本語版|最終更新 2020年5月30日 (土) 09:14 :https://ja.wikipedia.org

・アニメ「C0DE:BREAKER」公式サイト : http://www.code-breaker.jp/


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