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トレイシー・マリア・キャンベル(レッする!アイドル)

  • 執筆者の写真: マイオナ管理人
    マイオナ管理人
  • 2020年8月9日
  • 読了時間: 9分

更新日:2020年8月30日


「リビドー・ドラッグ」によってドスケベ人間として

覚醒したトレイシー。

出典「レッする!アイドル」(武礼堂)

ヴァルキリーコミックス3巻より


マイナー度 星3 ☆☆☆★★

01キャラクター名 

 トレイシー・マリア・キャンベル

02登場作品・作者

 漫画・レッする!アイドル

 作者・武礼堂(はまむらとしきり×村正みかど)



03登場シーン

 単行本第3巻および4巻

04外見・特徴

序盤

・髪は後ろでかなり跳ねたツインテール。色は水色。
・糸目
・つるなしの小型のメガネを掛けている。危険なことにプロレス中にもかけっぱなし。
・案の定メガネは試合中かち割られる。
・ボケーとした田舎娘のようで一見色気はない。しかし、性根はスケベ。
・服装は登場時にはワンピースにエプロン。牧草地に似合いそうな格好をしている。
・リングコスチュームはオーソドックスなもので、競泳水着に若干のフリルが付いたようなものである。

本性

・髪はショートカットにでかすぎるアホ毛。後ろ髪はカットしたのか、ツインテール時とは似ても似つかない。
・服装は場面によって変わるが、基本はリングコスチューム。上半身はタイトで、スカート部分は広がったミニのワンピース。スカート丈が短いため中のレオタードがよくチラ見え、モロ見えする。
・明らかに登場時よりおっぱいが膨らんでいる。
・「リビドー・ドラッグ」という薬物をきっかけに、ひたすら快楽を求めるようになった快楽モンスター。
・快楽によって身体能力が向上しており、痛みもほとんど感じないらしい。
・戦闘スタイルは、ひたすら快楽攻撃。相手によっては普通に関節技も使い、殴る蹴るもする。
・二つ名は"お触りの女王"。これは「コミックヴァルキリー」に同じく連載されていたフリージングのヒロイン「サテライザー」の異名・接触禁止の女王から対比してとったと思われる。もちろん偶然かもしれない。後述の作者の同人誌にてこの二人は共演することとなる。

05概要

作品について

「レッする!アイドル」は漫画家・村正みかど(後に本名の藤澤紀幸に改名)が設立した会社「武礼堂」によって連載された女子プロレス漫画である。連載されたのはリョナラー御用達の「コミックヴァルキリー」。
 金に困ったアイドル事務所の借金のカタに売りに出された人気女子高生アイドル、「天神真紀」は秋葉原の地下格闘集団「V・G(ヴァルハラ・ガーデン)」に買われ、女子プロレスに出場することとなる。女子プロレスとは言うもののさすがは地下闘技場。通常のプロレス技以外にも流血必至の反則技はもちろん、相手の性感帯を狙った数々のエロ技が使用される。また、互いの乳首にバイブをつけた状態で戦うエロマッチなども開催される。
 また、この世界には「リビドー」とよばれる特徴的な技が存在する。痛みを感じず、肉体に限界を超えたポテンシャルを発揮させる状態なのだが、その実態は性的快楽によって引き起こされる絶頂状態である。


初登場

 初登場は第3巻収録の10話。主人公の強さについていけなくなったライバルの「アンナ」が修行に出た先にお手伝いとして登場する。登場時はかなり地味な風貌で、この時点では名有りのモブにしか見えない。
 しかし、修行にきていたアンナに対しいきなり事故を装い胸やら股間やらをいじくり回し絶頂させる。また、その絶頂を通して前述の技「リビドー」に目覚めさせようとする。

初登場時のトレイシー。前後の風貌とは似ても似つかない。

出典「レッする!アイドル」(武礼堂)

ヴァルキリーコミックス3巻より



 後にアンナとタッグを組んで、主人公らのタッグと試合を始める。がしかし、あまりにも快楽に落ちてしまったアンナは「リビドー・ドランカー」なってしまい即戦闘不能に。タッグマッチゆえに主人公ら二人に胸と股間を同時にいじくり回されながらマットに沈められた。

乳・股・尻を同時に攻められマットに沈む。一見ふざけた敗北だが、これがドスケベモード復活の兆しとなる。いくら絶頂で強くなることが前提の漫画でも、そんなバカな展開予想できるものいない。

出典「レッする!アイドル」(武礼堂)

ヴァルキリーコミックス3巻より



あらわになる本性

 タッグマッチに敗北したトレイシー。しかし、二人から受けた快楽技により本性を表すことになる。マット沈んでいた彼女は試合終了後、チクニーをしながら覚醒、彼女の発するあまりの淫気に会場の男たちは前かがみになる。さらには恐ろしいほどの力で主人公のタッグパートナーをリングから蹴り飛ばし、退場させた。

 なんと、今まで見せていた彼女は落ち着いた暮らしによって生まれた第二人格で、本来は薬物によってリビドーに目覚め、ひたすら絶頂を求めて戦うリビドー使いの戦士であった。もとの人格に戻ったトレイシーは同じくリビドー使いの二人の仲間とユニット「エロリズム」を結成。ひたすら快楽を求め戦うようになる。


トレイシーの快楽絶頂バトル

 エロリズムを結成したトレイシーの最初の相手は、地下闘技場団体V・Gの会長の秘書「アンジェリカ」。トレイシーを快楽モンスターへと変えた薬物「リビドー・ドラッグ」のデータを求めて争った。秘書のアンジェリカは役職とは裏腹にV・Gの選手も唸るほどの強さを持っていた。しかし、そのアンジェリカの猛攻をトレイシーは物ともせず、全て避けながら乳首のみを集中して攻め続けた。結果、アンジェリカは地に膝を付け頬を赤らめ、谷間には汗がしたたる。実況からはおそらく乳首は真っ赤に純血していると解説をうける。そして、トレイシーのとどめの「エロメロ・スペシャル」。アンジェリカの全体重を敏感になった乳首へ集中させた(何を言ってるかわからないと思うが、本当である)。絶頂必至の快楽技を受けたアンジェリカは歯を食いしばり声こそ上げなかったが、戦闘の続行は不可能となり敗北した。トレイシー、初試合は色んな意味で見事な勝利!

強敵アンジェリカに対し、乳首のみに攻撃するトレイシー。ウソのようで本当にこんな攻撃ばかりする。

出典「レッする!アイドル」(武礼堂)

ヴァルキリーコミックス3巻より


 第二試合は水上リングでの水着バドルロワイヤル。物語も終盤、これまで登場してきたキャラクターたちが一同に集まり頂上決戦出場の権利を奪い争う。各キャラクターたちが、因縁の相手と戦かったり、同盟を結んだりする中、トレイシーは勝ち負けよりも選手の水着を剥ぐことに専念する。その中には仲間のエロリズムメンバーも含まれており、敵味方区別なくセクハラを続けた。いつの間にか試合は終了。トレイシーは頂上決戦に出場することとなる。

 そして頂上決戦、6人の選手による最終試合が始まる。優勝候補筆頭のトレイシーどう立ち回るかと思えば、最初にヒールホールドで選手の1人を少し苦しめたが最後、すでにリビドー対策をしていた選手2人に大技を連続でくらい立ち上がれなくなる。そして「デス・バニー」の必殺技「O・H・T(おっぱい・ハンギング・ツリー)」という両乳を掴まれ持ち上げられ、気管を塞ぐという技により最初に脱落してしまった。


さらなる快楽を求めて

 頂上決戦終盤。リングに残ったのは主人公とデス・バニー選手の二人。しかし、場外で目が覚めたトレイシーは、母親に更に強化改良された「リビドー・ドラッグ」を注射される。絶頂し床を愛液を撒き散らしたトレイシーは完全に正気を失い、快楽を求めて再びリングに立つ。
 まず餌食となったのはデス・バニー。正気を失うほどのリビドーを感じているトレイシーはデス・バニーの胸にひたすらビンタをし絶頂間近まで追い詰める。アンジェリカ線と同じだ。エロ技を一部に集中させ、速攻絶頂攻撃を仕掛けたのだ。何言ってるんだろう。
 そしてトレイシー、近くのポールにM字開脚で股間を擦りつけ自らを絶頂間近まで高める。そしてポールから飛び降り、そのイキかけの股間をデスバニーにぶつけ絶頂した。トレイシーの股を押し付けられ、デス・バニーは愛液に溺れて敗北した。

自分の秘部を押し当て溺れさせる、淫靡な技で勝利。連載終了間近だからかやりたい放題だ。そして、見て欲しい。アホ毛がでかすぎる。もとから大きかったがいくらなんでもでかすぎる。淫乱になるほど大きくなるのだろうか。アレみたいに。アレ♂みたいに!

出典「レッする!アイドル」(武礼堂)

ヴァルキリーコミックス4巻より



 そして、主人公との最後の戦い…なのだが、ページが足りなかったのかあっさりと終わる。その後エピローグにて、主人公らと仲良くなりつつも相変わらず快楽は求めていたようだ。

余談

 当作品の作者・武礼堂は「コミックヴァルキリー」のキャラクター達を登場された「レッする!アイドルDynamite2008」という同人誌を発表している。トレイシーはこの中にも登場し、ゲストキャラとして登場するフリージングのヒロイン・サテライザーとエロプロレスに興じる。なお、この同人誌には当サイトでも人気な「御剣ハルカ」も登場している。


総評 ~カスタマーが本当に求めていたもの~

 「レッする!アイドル」はいわゆるエロプロレス作品である。「いわゆる」と言われてもその界隈を知らない人からすればハテナかもしれないが、そういう需要があるのだ。この界隈においては、とにかく何かにかこつけて女の子にキャットファイトさせエロい目に合わせる。もう一度いうが、そういう需要があるのだ。
 そして、そういう作品内には必ずと行っていいほどエロが大好きなレズレズなキャラが存在する。それがお約束みたいなものだし、話運びもしやすいのであろう。読者だってエロスを求めているのだから、むしろウェルカムのはず。トレイシーは典型的なその手のキャラクターだ。まさにカスタマーが求めていたもの。
 登場時こそ地味だったものの、本性を表してからの彼女の活躍は目覚ましい。まず、登場時にいきなりチクニーで淫乱の気を全面に醸し出す。もうエロキャラだってわかる。そして、初戦相手がアンジェリカ。このアンジェリカというキャラクターは主人公が属する団体の会長の秘書で、物語の最初期から登場しており、常に会長についており戦うという雰囲気を見せていなかった。しかも性格も超クールで、エロプロレスとは無縁の立ち位置だった。そんなクールな彼女の乳首のみを攻めて紅潮させるなど、ナイスとしか言いようのない。クールキャラを見事なエロに巻き込む、見事な活躍。まさにカスタマーが求めていたもの。
 その後も出てはサービスをする。相手だけではなく、自分の体も絶頂させる全身ドスケベ人間。我々が求めていたキャラクターだ。本当にありがとう。ありがとう。

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06マイナー度


星3 ☆☆☆★★


 「東洋子」に続き「レッする!アイドル」のキャラクターである。当作品の序盤にインパクトを残したのが東洋子であれば、後半のインパクトを担うが彼女であろう。落ちに落ちた洋子と、一応ラスボスキャラであるトレイシー。マイナー度に差をつけるか迷ったが、全4巻の同じ漫画のキャラなので同列のマイナー度星3とした。
 東洋子の記事にも書いたが、この漫画の作者はこれ以外にも女性同士がレズレズするキャットファイト作品を執筆しているので、他の作品もおすすめしたい。


参考

・ヴァルキリーコミックス「レッする!アイドル」(武礼堂)全四巻

・村正みかど|ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典 日本語版|最終更新 2020年7月2日 (木) 15:29 :https://ja.wikipedia.org

・「レッする!アイドルDynamite2008」(秋葉原地下格闘場 )DL販売版

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